第15回日本創傷外科学会総会・学術集会 ランチョンセミナー共催のご報告
2023年08月31日



2023年7月13日(木)~14日(金)に開催された、第15回日本創傷外科学会総会・学術集会にて、14日(金)のランチョンセミナーを共催いたしました。ご来場いただいた皆様、誠に有難うございました。
今回のランチョンセミナーでは、座長に杏林大学 形成外科・美容外科 臨床教授 大浦 紀彦先生をお迎えし「再生医療を活用した創傷早期治癒と血管新生-米国トレンドと新規MSC培養上清液-」と題して、創傷治療の歴史を振り返るとともに、再生医療を活用した創傷治療について講演を行いました。
はじめの演題では、弊社取締役 李家 中豪より、紀元前にまで遡る創傷治療の歴史と現在のアメリカの再生医療業界の状況、さらに実際に自身が米国足病外科医師として携わってきた再生医療について講演いたしました。
続く演題では、弊社顧問でもある南 一成先生(神戸大学医学研究科 外科系講座形成外科学分野 足病医学部門 客員准教授)から、間葉系幹細胞(MSC)のオリジナル培養法の特性や、糖尿病マウスモデルを用いた培養上清液による創傷治癒の研究成果をお話いただきました。
当日は多くの方にご来場いただき、質問時間が足りなくなるほど活発に意見交換がなされ、有意義な時間となりましたこと、深く御礼申し上げます。