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第2回日本フットケア・足病医学会年次学術集会 スイーツセミナー共催のご報告

2022年02月25日

2021年12月10日(金)・11日(土)に開催されました、第2回日本フットケア・足病医学会年次学術集会にて、スイーツセミナーを共催いたしました。

講演は「PADに対する細胞再生治療:有効性を高めるための最適な患者群の模索および細胞ソースの検証」と題して、座長に大阪大学大学院医学系研究科 特任教授 大阪警察病院 院長 澤 芳樹 先生をお迎えし、大阪大学大学院医学系研究科 心臓血管外科 三宅 啓介 先生にご講演をいただきました。

講演では、PADの現状と課題のほか、CLTIに対する再生医療の課題、PADに対する再生医療の取り組みについて三宅啓介先生にお話いただきました。
PADに対するこれまでの再生医療はNo-Option CLTIの患者様に行われてきた経緯があります。その結果、臨床試験では行っても良いとするガイドラインや、推奨されないと記載のあるガイドラインもあります。その根拠は、血流改善、疼痛緩和など限定的な効果があるかもしれないとされている一方、再生医療は救肢率には有効性が示されていないことが挙げられます。

これに対して、下肢虚血における細胞再生治療の抱える課題として、適切なエンドポイントの設定、投与物質の特徴、適切な対象群の選定などの観点から、その打開の可能性についてお話されました。適切なプロトコルや臨床試験の作成、エビデンスの構築、虚血肢に対しての早期の治療に活用していくことの重要性にも言及されました。長年に渡り、再生医療を牽引してこられた座長の澤芳樹先生からは、下肢救済が叶う再生医療の実現へ、足病の再生医療が新たなステージに向かっていると、大きな期待を寄せていました。

私たちCET社にとって、初めての学会発表となりましたが、再生医療に期待するお声が多くアンケートで寄せられ、再生医療への関心の高さを伺うことができました。
今後も「「健康に、生きたい」という願いを、再生医療を通じて叶えたい。」の企業ステートメントにならい、再生医療の実現に向け、無限の可能性を探求し続けて参ります。